木村動物病院

群馬県高崎市吉井町池1369-1
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 尿路結石症

 病気の概要

 尿路結石症とは、尿に結石ができることで、膀胱炎、細菌感染、出血、重度な場合は尿の通過障害急性腎不全(尿毒症)により命にかかわる病です。


 症状

 頻尿、血尿、濃い尿、尿漏れ、排尿痛のほか、尿の通過障害による「排尿姿勢をとるのに尿がほとんど出ない」、「食欲不振や嘔吐」といった症状が見られた場合は即緊急治療が必要です。


 治療

 結石の成分と発生部位により、結石の溶解、結石による尿路閉塞部の開通処置、結石摘出手術、尿路変更手術などの治療を行います。同時に細菌感染に対する抗生物質や消炎剤の投与、腎臓の保護が必要な場合もあります。尿結石は体質、食事、飲水量、排尿回数、細菌性膀胱炎、代謝性疾患に影響して発生するため、これらの改善と治療を行います。


 
                    

 ケース1: ストラバイト結石

 ストラバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結晶を主成分とする膀胱結石





 
                    

 ケース2: ストラバイト結石

 ストラバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結晶の顕微鏡写真(左写真)、および手術で摘出された多量の膀胱結石(右写真)



 
                    

 ケース3: ストラバイト結石

 尿道閉塞による膀胱の過度の拡張。
(左写真:処置前、右写真:尿路開通後)




 
                    

 ケース4: シュウ酸カルシウム結石

 シュウ酸カルシウム結晶の顕微鏡写真(左写真)、および膀胱尿道結石による尿路閉塞(右写真)




 
                    

 ケース5: シュウ酸カルシウム結石

 尿管結石(左写真赤マル)による尿路閉塞および尿管拡張(左写真)

 手術で摘出された尿管結石(シュウ酸カルシウム結石)(右写真)


 
             

 ケース6: エチレングリコール中毒

 保冷剤などに含まれるエチレングリコールの摂取による中毒。

 致死率が高く、顕微鏡下で尿中にシュウ酸カルシウム結晶がみられる



 
             

 ケース7: シスチン結石

 手術で摘出したシスチン結石




 
             

 ケース8: ビリルビン結晶

 代謝異常によって、顕微鏡下で尿中にビリルビン結晶がみられる




 
        
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