尿路結石症とは、尿に結石ができることで、膀胱炎、細菌感染、出血、重度な場合は尿の通過障害や急性腎不全(尿毒症)により命にかかわる病です。
頻尿、血尿、濃い尿、尿漏れ、排尿痛のほか、尿の通過障害による「排尿姿勢をとるのに尿がほとんど出ない」、「食欲不振や嘔吐」といった症状が見られた場合は即緊急治療が必要です。
結石の成分と発生部位により、結石の溶解、結石による尿路閉塞部の開通処置、結石摘出手術、尿路変更手術などの治療を行います。同時に細菌感染に対する抗生物質や消炎剤の投与、腎臓の保護が必要な場合もあります。尿結石は体質、食事、飲水量、排尿回数、細菌性膀胱炎、代謝性疾患に影響して発生するため、これらの改善と治療を行います。
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